天文ファンの星フェスの楽しみ方
個人だけで星フェスを楽しみたい方は、午後10時まではエーデルワイスの出展ブースがOPENしておりますので、講習会やブースでの買い物などをそれまで楽しんでから、レストハウスふるさとや八千穂レイクなどへ移動して心ゆくまで星空撮影を楽しんでください。この日は月齢的に夜半前までは月明かりがあるので、星フェス会場で午後10時過ぎまで楽しんでから移動すれば、ちょうど良い時間帯に撮影などが最高の環境で出来ます。星フェスの素晴らしさはその周囲の環境もありますので、ぜひその環境を最大限利用して思い出に残る観測と撮影をしてください。
個人の星空観望や撮影の場所について
星空観望や撮影をご自身の機材で個人的に楽しみたい方々は、第二駐車場〜第四駐車場をこれまで通りに使っていただけますが、夜間の外灯の消灯はありません。夜間に星空鑑賞のために来場される一般参加者の安全のために外灯は点灯させています。ただし、月や惑星などの照明の影響を気にしない方には問題は無いかと思われます。どうしてもダークサイトでの観望などを希望される方々は、第二星空観望サイトの受付(15時〜18時)へお越しいただいて、機材のみの設置を申し込んでいただければ、消灯するサイトをご案内させていただきますが、それも周囲で170インチスクリーンを使って明るくなっていたりしますので、写真を撮りたい方々は、この後の「天体撮影を主目的で来場される方々へ」をお読みください。会場の周囲には素晴らしい撮影スポットが沢山ありますので、場所にこだわりが無ければ特に問題は無いでしょう。
第二星空観望サイトへの入場について
第二星空観望サイトへのご入場については、「参加者にスターウォッチングのガイドも含めて持ち込んだ望遠鏡機材で星を見せてあげる」ことを前提でその入場を許可しますが、これまでもありましたが、ご自身の撮影機材などを持ち込んで撮影などをされている方がいたようです。その入場の理由は「会場内の暗い場所で撮影に専念したい」というもののようですが、入場登録の際に持ち込まれる機材などをスタッフがチェックして、それに該当しないと思われた場合には、入場をお断りする場合があります。また場所が限られておりますので、特に大型望遠鏡や双眼望遠鏡などの観望の上で参加者が喜んでくれるような機材を持ち込まれる方々は歓迎します。入場の可否については、あくまでその時のスタッフが判断しますので、その判断については尊重していただきたいと思います。
車中泊をされる方々へ
本年度は、車中泊は基本無料でしていただけますが、キャンプ場のゴミステーションへゴミを捨てたり、その水場を使ったりされる方々は、キャンプ場受付で500円/一泊を支払ってご利用をお願いします。またキャンピングカーでの車中泊をされる方は、設備の整ったキャンプ場が場内にありますので、費用はかかりますが、キャンプ場を予約してご利用ください。会場内は、ガトーキングダム小海が所有して維持管理をしている民間施設ですので、無料の駐車場などとは違いますので、良識的なご利用をお願い致します。これはどこの星イベントでも同様ですが、ご自身で出されたゴミ類は全てお持ち帰りください。
天体撮影を主目的で来場される方々へ
第二駐車場〜第四駐車場に関しては、夜間の消灯は限定的にしかできませんので、星の撮影で第一星空観望サイト(メイン会場)や第二星空観望サイトへ入りたいと思われた場合には、ホテル敷地から車で20分ほど上がりますと、天文ファンのメッカ「レストハウスふるさと」、「八千穂高原」などの標高1700メートルの最高の星空環境があります。星フェス会場は標高1450メートルですので、より高い環境で撮影をされたい場合には、ぜひそちらへ移動して撮影を楽しんでください。おすすめは、月明かりがあり且つメイン会場のエーデルワイスがOPENしている22時までは、会場で楽しんでいただき、それ以降は移動して撮影に専念していただくのが良いでしょう。
天体観測中の皆様へのお願い
夜間駐車場内で天体観測をされるお客様へお願いがあります。お子様連れなどの一般の天文ファン以外のお客様が望遠鏡に興味を示して「見せて欲しい」とお願いされた場合には、ぜひとも見せてあげてください。皆さん天文ファンの方々が使っている機材類は、一般の参加者様や子供さんたちにはとても面白そうに見えるものです。撮影中などどうしても無理な場合を除いて可能な限り望遠鏡を覗かせてあげてください。その時にお兄さん、おじさんに見せてもらった天体の姿はいつまでも子供たちの記憶に残って大人になって良い影響となるでしょう。ぜひともお願い致します。
会場内での外灯の消灯について
8日と9日の19時以降になってから、ホテル横の第二星空観望サイト周辺のホテル前以外の外灯は消灯します。だたし第二~第四駐車場については、夜間に一般の方々が望遠鏡やアストロカーを見に来られた場合の安全を考えて消灯はしません。ですから、天文ファン以外の方々はできる限り第二~第四駐車場に車を止めてください。
キャンプ場の利用について
例年だとホテルのキャンプ場は、10月末をもってクローズしておりましたが、今年から星フェスの期間中も営業することになりました。よってテント設営をしながら観測をされたい方は、ホテルの専用キャンプ場をご利用ください。ただし、有料となっておりますので、ご利用に際しては、これまでと違ってご予約はホテルフロントではなく、「なっぷ」という日本最大のキャンプ場予約サイトで事前にご予約ください。既に11月12日の予約が多く入っているそうですので、ご利用予定の方はお早めにご予約ください。今年からメイン会場のエーデルワイス前のフリーサイトBは、星フェス参加者のために貸切となっておりまして、一般の利用者は入らないようにしています。また、昨年もありましたが、一つのテントに大勢が入ってのパーティーについては、一部のキャンプ利用者などに迷惑となりますので、修理の利用者に気を使ったご利用をお願いします。キャンプ場は、基本その料金を支払った方のみ利用できます。これはホテルなどと同じで、2名で申し込んであるのに、4名で利用されていれば、当然違法な利用となります。ご友人を招いて楽しまれるのは結構ですが、エーデルワイス会場のクローズ時間の22時を過ぎたら予約者以外の方がテント内に入らないようにしてください。ただし予めご友人などがご一緒される可能性がある場合には、キャンプ場受付で申し出てください。キャンプ場の規律を守らない方やマナーの良くない方については、キャンプ場の判断で退場していただく場合があります。自分たちだけでなく、周囲の方々への気遣いをして楽しい星空キャンプを心がけてください。
駐車場での機材設置等について
一般駐車場に機材を設置されると、他のお客様が使えなくなる場合がありますので、特に駐車スペースを使っている方は、日中は一旦機材は撤収して駐車スペースを空けてください。またそうでない場所を使っている方も日中の駐車に支障がある場合には、撤収か移動をお願い致します。もし係員がお車の移動や機材の移動などをお願いした場合には、速やかに応じてご協力ください。主催者としては、できるだけ皆様には会場にて楽しんでいただけることを願っておりますが、それが全てのお客様が対象となりますので、ご不快に思われることもあるかと思いますが、どうぞ気持ちよくご協力ください。
発電機のご使用について
今は高容量の携帯型バッテリーがあるので、エンジン式の発電機を使う方はほぼいらっしゃらないと思いますが、もし使う可能性が高い方は、駐車場内での発電機を使われるのはご遠慮ください。メイン会場ではやむなく使う場合はありますが、日中に限っての事ですので、ご理解をお願い致します。
駐車場での火を使うバーベキューなどは禁止です
天文イベントでは良くあることですが、バーベキューやコンロを使った調理をされる方々がおられますが、キャンプ場以外での火を大きく出してのバーベキューや焼き物はご遠慮ください。特に秋は草木が非常に乾燥しており、ちょっとした火の粉が飛び散って草木に燃え移ることで大きな山火事となることがあります。ただし、お湯を沸かしたり、飲料のための小型コンロの扱いについては、十分な注意をしてお使いいただくのは構いませんが、それでも万が一コンロの事故などで火災を起こしてしまった場合は、主催者では一切責任は持てませんので、ご自身の責任において火の扱いには十分に気を付けてください。